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2024.08.09 | お客様の声 ビフォー&アフター コラム

妊娠中や産後の辛い恥骨痛。原因や和らげる方法についても解説!

妊娠中や産後の恥骨痛、
辛いですよね。

調べても、相談しても、
ホルモンの影響だから仕方ないと
言われてしまう…。

どうにか改善できる方法はないのか、と
困っておられる方も多いのでないでしょうか。

そんな方に向けて、
産前産後の運動に特化した助産師・理学療法士が
恥骨痛の原因や和らげる方法について

解説をしていきたいと思います!


目次
1・恥骨ってどこ?
2・恥骨痛の原因とは?
3・恥骨痛ってどんな痛み?
4・恥骨痛を和らげる方法について
5・スタジオに通ってくださっているお客さんの声
6・最後に


1・恥骨ってどこ?

骨盤を構成する骨の1つで、身体の前面に位置します。

おへそからまっすぐ下に向かってお腹を辿っていくと、
固い部分に触れます。
それが恥骨です。

体重を支えたり、
内臓を守る役割を果たしてくれています。

上の図で示すと青色の部分で、
左右に分かれており、
赤丸で示す恥骨結合によって中央でつながっています。

恥骨結合は、普段は強靭な結合組織によって固定されており、
ほとんど動きません。

2・恥骨痛ってどんな痛み?

歩行や階段昇降、寝返り、起き上がるときなど
体重を支える動作で痛みが生じることが多いです。

少し違和感がある程度から、
歩けないくらいの痛みを感じられる方まで個人差があります。

3・恥骨痛の原因とは?

原因は
大きく分けて3つが考えられます。
①〜③に分けて解説していきます。


①恥骨に圧がかかること

妊娠に伴う体重の増加や
お腹が大きくなること、
赤ちゃんの頭に押されることにより
下の図の青色の矢印のように
恥骨を外側に圧迫するような力が働きます。

妊娠中はお産に向けて
リラキシンというホルモンが骨盤を緩ませるため、
緩んだ状態で外側への圧がかかると
痛みを生じることがあります。

リラキシンによる恥骨結合の広がりは
出産後まもなく回復し始めますが、
完全に元に戻るのには少し時間がかかると
言われています。


②恥骨結合上にある筋肉が引っ張られるような力が働くこと

恥骨結合には
さまざまな筋肉がくっついています。

これらの筋肉が硬くなり
柔軟性が低下することで
筋肉が引っ張られるような力が働きます。

そうなることで
骨盤に歪みや左右差が生じ、
恥骨に痛みが出やすくなります。


出産時に恥骨結合が離開を起こしていること

お産の際に
恥骨結合が開きすぎると、
離開を起こし、
痛みを生じることがあります。

また、恥骨離開を罹患した場合は、
将来の妊娠で症状が再発することが多いと言われています。

4・恥骨痛を和らげる方法について

恥骨結合離開がある場合や、
寝返りができない、歩けないくらいの痛みがある場合は
1度病院を受診するようにしてください。

しかし、
痛みの程度がそこまでひどくない場合は
次に説明する方法で改善する可能性があります。


①腹帯や骨盤ベルトにより負担を軽減する

お腹が前に出て、下がり気味な人は特に
恥骨に圧がかかりやすいです。

下の図のように、
恥骨のあたりからお腹をすくい上げるように
骨盤ベルトや腹帯で止めると、
お腹の重さが軽減でき
痛みが軽減することが多いです。

ベルトは、
骨をしっかりサポートしてくれるような、
伸縮性の少ないタイプが
おすすめです。

しかし、
この方法は一時的に痛みを軽減しているだけになるため、
それと同時に、②にお伝えする方法で
お腹や骨盤を内側方向に支えてくれる
筋肉を鍛えていくことも大切
になります。


②骨盤を安定させ、姿勢アライメントを整える

硬くなっている筋肉をほぐしたり、
インナーのお腹やお尻の筋肉、
腸腰筋という上半身と下半身をつなぐ筋肉、
背骨についている筋肉、
骨盤底筋群などを鍛えることで
骨盤を安定させることができます。

そうすることで
妊娠によって大きくなったお腹を
自分の筋肉で支えることができるようになると
恥骨痛の軽減につなげることができます。

また、妊娠中に運動をすることは
他にもたくさんのメリットがあります。

また、妊娠中の運動は
専門家のもとで行うことが推奨
されています。

maemo atomo studioでは、
産前産後の運動に特化した助産師・理学療法士が
お1人お1人のお身体を見させていただき
その方にとって必要な運動を
安全に、適切な強度で

提供させていただくことができます。

妊娠生活に運動を取り入れることで
妊娠中の不調だけでなく、
妊娠前からの不調も改善し、
健康なマタニティライフを送ることができる方が
多いです。

5・スタジオに通ってくださっているお客さんの声

妊娠中に恥骨痛が改善したAさん

Q:恥骨痛は妊娠何週頃からあり、どんな症状でしたか?

Aさん:初めに痛みが出てきたのが26週ぐらいで、
スタジオに通い始める前の30週近くらいには
起き上がる時にベッドの端を持ったり支えがないと動き始めるのが辛いぐらいでした。
恥骨の結合部あたりの痛みが出て、
動いて少し時間が経つまで痛みが続くと言う感じでした。

Q:運動をした事で症状はどう変化しましたか?

Aさん:通い始めて1か月ぐらいから、
痛みはあるけど明らかに起き上がるのに支えがいらなくなりました!
2か月弱の今はほぼ痛みもなくなって、
床からスムーズに立ち上がることまで出来ています!

Q:スタジオに通った感想について

Aさん:初期は出血もあったことで運動できてなかったんですが、
まず妊娠中にこんなに動いていいのか!という驚きと、
自宅でできる動きも教えていただくことで
後期になってからの方が不調なく過ごせていることに驚いています!
もともと動くのは好きでしたが、
今はスタジオに行ける日を楽しみに待っています!

6・最後に

maemo atomo studioは
大阪の江坂と南森町に店舗があります。

産前産後に特化した助産師と理学療法士がいる
日本唯一のピラティススタジオです。

スタッフは全員が産前産後の専門家である
助産師・理学療法士であり、
身体のことや妊娠中のちょっとした不安や悩み事なども
いつでも気軽に相談していただけます。

産前産後も、
それよりまえも、あとも。
maemo atomo studioで一緒に楽しく
運動習慣をつけませんか。

スタジオで皆様をお待ちしています!!

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