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2024.06.22 | お客様の声 コラム

[妊婦さん必見]妊娠中の腰痛、その原因と対策を詳しく解説!

1はじめに
2腰痛の原因とは?
3腰痛の治し方について
4スタジオに通ってくださった妊婦さんの声
5助産師・理学療法士のいるスタジオとは?

はじめに

腰痛は、世界で最も多く発生する健康問題の1つであり、
84%の人が生涯のいずれかの時点で経験すると言われています。

そのうちの20〜30%の症例においては
痛みは持続的となり機能障害を引き起こし、
日常生活や仕事、スポーツなどを制限する可能性があります。

そのなかでも妊娠中は特に腰痛を起こしやすい時期となり、
86%に生じると報告されています。(Gutke A. et al. 2018)

腰痛の原因とは?

腰痛のうちの85%は、
痛みの原因が特定できない
非特異性腰痛であると言われています。

非特異性腰痛の原因の1つとして、
体幹のインナーマッスルの機能が低下していることが挙げられます。

体幹のインナーマッスルは、
腰椎の動きをコントロールする働きを持っており、
腹横筋と多裂筋および腰方形筋はその中でも代表的な筋肉です。

腹横筋
腹筋の中で最下層の筋肉で
コルセットのようにお腹を包み込むようについています。
姿勢を安定させる役割を果たします。

多裂筋
背骨についている小さな筋肉で、
姿勢を維持するために重要な筋肉です。
多裂筋の力が弱いと猫背や反り腰につながります。

腰方形筋
背中の最深部にある筋肉です。
骨盤から背骨・肋骨についています。
背骨の動きや呼吸にも関係している重要な筋肉です。

この体幹インナーマッスルが適切に働くと
腰椎を調節・保護してくれるため、
腰痛を予防することができます。

そのため、
これらの機能が低下することは
腰痛発生の原因の1つとして捉えることができます。

妊娠中は大きくなるお腹に引っ張られて反り腰になりやすく、
またリラキシンというホルモンによって骨盤まわりの筋肉が緩みやすくなるため、
骨盤や腰への負荷が増加します。

産後は、妊娠で変化した身体が回復しないまま育児がはじまります。
授乳や抱っこにより姿勢が崩れやすく、
また赤ちゃんの重みの分の負荷がかかることになります。

そのため、妊娠中や産後に
体幹のインナーマッスルが正常に機能していない場合には
腰痛を起こしやすくなります。

妊娠中や産後の腰痛の治し方とは?

腰痛に最も良く用いられる治療法の1つは、
積極的な運動です。

しかし、慢性的に腰痛のある方は
体幹インナーマッスルの機能が低下していることが多く、
負荷の高い運動ではアウターマッスルでの代償動作が起こります。

体幹インナーマッスルの機能を改善するためには、
多種多様なエクササイズから適切なエクササイズを選択し、
そして適切に補助を受けて実施することが重要となります。

正しく筋肉や関節を動かすことにより
脳や神経に刺激を与え、
その刺激により活性化・正常化された脳や神経から、
今度は身体のバランス能力を向上させていきます。

それにより日常生活を行う能力を改善し、
間接的に疼痛と障害を軽減させていくことができます。

身体状況や機能を改善するには
ある1つのエクササイズでは十分でなく、
様々なエクササイズを組み合わせて行うことが必要です。

特に、産前産後の運動は専門家のもとで行うことが推奨されています。

スタジオに通ってくださった妊婦さんの声

妊娠25週から通い始め、無事に出産を経て現在産後10ヶ月のAさん



妊娠前から妊活目的で通い始め、その後無事に妊娠し先日出産したばかりのBさん



妊娠21週から出産直前まで通い、先日無事に出産されたCさん

助産師・理学療法士のいるスタジオとは?

maemo atomo studioでは
助産師・理学療法士が連携し、
産前産後の方をはじめ運動経験のない方
お身体に不調のある方どんな方でも、適切に、
その方に合った運動ができるようサポートさせていただくことができます。

適切な運動を行うことで腰痛をはじめとした身体の不調を改善し、
元気に、自分らしく過ごせる元気な身体を手に入れませんか。

是非、スタジオでお待ちしています。

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